今日の記事: 2017年8月28日

録音図書づくりで表彰、積み重ねた功績に光

 視覚障害者のための録音図書をつくっている桐生朗読奉仕会と会員の荒畑光江さん(75)=新宿二丁目=、石田淑子さん(83)=梅田町一丁目=が、第47回「朗読録音奉仕者感謝の集い」で表彰を受ける。荒畑さんは全国表彰で、同会と石田さんは関東甲信越地区表彰。会や会員が一歩一歩詰み重ねてきた功績への評価に喜ぶ竹内彰会長(82)は、「みんな楽しみながら、きっちりそれぞれの役割を果たしてきたことが会のまとまりとなり、受賞につながった」と振り返った。

盛り上がりは2年分、笠懸まつりに2万8000人

 第24回笠懸まつり(実行委員会主催)が26日、みどり市笠懸町阿左美の笠懸グラウンドで開かれた。昨年は雨で中止となり、2年ぶりとなった同まつりは好天に恵まれる中、名物の氷みこしやステージショー、打ち上げ花火などで2年分の盛りあがりを見せ、来場者は一昨年より2000人多い2万8000人(主催者発表)を数えた。

身近に美術館

 週末に県立美術館をハシゴした。「日本美術のススメ」の高崎と、ユニーク企画「カミナリとアート」の館林を一日ずつ。感じたのは「編集」の妙で、何をどういう順にいかに見せるか、同じ作品でも迫ってくる力が違い、系列や同時代の関係性を納得させられる▼「日本美術」は夏休みらしい啓蒙企画で、掛け軸と巻子、屏風、画帖といった形態から、目黒区美術館制作の「画材と素材の引き出し」で顔料や膠や筆や支持体の多様性を知り、江戸期の手本類に勉強法を垣間見て、いざ。狩野派、琳派、禅画、南画、浮世絵と、腑に落ちてくる▼井上房一郎氏寄贈の日本画たちは普段、奥まった一室に潜んでいるので暗くて没個性的な印象だった。しかし今回、日の目を見たように線は生き生き金箔きらめき、光琳朝顔の丸い群青いとしく椿山の日光スケッチはリアル。ゆかりの翠雲、烏洲も新鮮だった▼館林では神社の奉納絵馬から現代作家の電気仕掛けまで、ジャンルを超えて畏怖と恩沢のカミナリさまがた。郷土かるた「雷と空風義理人情」は伝統的な雷神モチーフだが、国定忠治らGHQがまかりならぬとした人たちへの思いが込められているなんて、初めて知った▼美術館の効用、多々。(