今日の記事: 2017年9月1日

石蔵をショールームに、朝倉染布、創業125年を機に改装

 染色整理業の朝倉染布(桐生市浜松町一丁目、朝倉剛太郎社長)が1892年の創業から125年を迎えたのを機に、本社敷地内にある大谷石の蔵をショールーム兼商談室に改装した。ヒット商品に成長した超撥水(はっすい)風呂敷「ながれ」などを求める客から直接訪問を希望する声が多く、広く受け入れ可能な施設として整備した。

“新名物”ひもかわいなり、感謝と継続で常祇稲荷に奉納

 JR桐生駅南口で桐生広域物産振興協会(森島純男会長)が運営する「観光物産館わたらせ」で昨年9月に売り出したいなりずし「ひもかわいなり」が8月末までの1年間で1200セット(2400個)を売り上げた。商売繁盛のお礼にと、森島会長らが8月31日、桐生市仲町三丁目の常祇稲荷神社にすしを奉納した。

地域デザイン

 魅力がたくさんあるのに、それをうまく伝えられない。そんなもどかしさを地元に感じる人は、きっと自分だけではないはずだと思う。だからこそ、期待したい▼桐生市が募集した「地域おこし協力隊」の新隊員にこのほど就任した北條早さん(35)。埼玉県出身で美大卒業後、ビン製造会社で約10年間、容器・包装デザインの仕事に携わった。活動拠点の同市黒保根町に夫婦で移住し、水沼駅温泉センターで地元産品の新商品開発などを担当する▼地域おこし協力隊は、人口減や高齢化に悩む地域を活性化するため、都市部の若者に移住してもらう国の支援事業。任期は年度ごとの更新だが、最長3年まで延長できる▼もう一人の隊員である神奈川県出身の宮木源さん(27)も、昨年7月から市社会福祉協議会黒保根支所に所属。地域のお年寄り宅を回る見守り活動に奮闘中。両隊員ともそのまま市内に定住してほしい人材だ▼「まずは地元に早くなじんで、地元ならではの気風や色を理解し、デザインを通じて形にしたい」と意気込みを語る北條さん。もともとあった伝統工芸や地域資源に、新しいデザインや機能を付加して輝かせる―。そんな動きを紙面で後押しできたらうれしい。(

空への憧れ、100年

 東武線の高台から、赤城山や吾妻山に囲まれた桐生のまちの空を眺め、いまから100年前の夏の日に思いを馳せてみた。