今日の記事: 2017年9月11日

桐生地区の高校4校統合で、定員など決まる

 群馬県教育委員会は11日、桐生地区の県立高校4校の統合について、概要を発表した。「桐生高校、桐生女子高校を統合し、高いレベルの進学を目指す新高校」と、「桐生南高校、桐生西高校を統合し、大学進学をはじめ多様な進路を実現できる新高校」で、ともに2021年4月に開校。「桐高+桐女」は男女共学で8学級(普通科6学級、理数科2学級)320人、桐女の通信制課程を引き継ぐ。「桐南+桐西」は男女共学6学級となり、それぞれ来年度募集定員より2学級80人少なくなる。部活動は統合前から交流を促進する。教育課程など具体的な基本構想は来年度中にまとめる予定だ。

桐生選手9秒98、応援実った!

 福井市の福井運動公園陸上競技場で9日行われた陸上競技の日本学生対校選手権男子100メートル決勝で、桐生祥秀選手(21)=東洋大4年=が日本選手で初めて10秒の壁を破る9秒98(追い風1・8メートル)の日本新記録を樹立した。約3年前から同名のよしみで応援を続けてきた桐生観光協会や、両者の縁を取り持った桐生市在住の東洋大陸上競技部OB会名誉会長ら“桐生応援団”も、待ちわびた朗報に感激。「ついにやってくれた」「この日を待っていた」などと喜びや祝福の声を上げた。

1594日

 成長曲線という言葉がある。が、必ずしも曲線とは限らない。とあるスポーツチームで、コーチのお手伝いがてら、小学生たちと接していて、常々抱く偽らざる実感だ▼練習すれば練習した分だけ、右肩上がりで成長していく―。そうなれば分かりやすいが、実際にはその逆がほとんど。一生懸命に努力をしても、成果はなかなか表れない▼しかし、努力を続ける子には必ず、急成長する瞬間が訪れる。成長曲線で言えば、真横に伸びる長い線が、突然真上に跳ね上がる。曲線というより階段状。その瞬間がいつ来るかは分からないが、続けている限り必ず訪れるのは確かだ▼陸上男子100メートルの桐生祥秀選手が9日、日本選手初の9秒台を記録した。新勢力が次々と台頭した6月の日本選手権に敗れ、8月の世界選手権で個人種目の出場を逃した直後。17歳で10秒01を記録してから1594日、真横に伸びた線は突然真上に跳ね上がった▼実は不器用だと聞くと、どことなく親近感がわく。「時間がかかるけど、一生懸命やってできるようになったら忘れない。そこが強み」とは本人談。伸び悩んだ先には必ず、急成長が待っている。応援したくなる理由は、決して名前だけではない。(