今日の記事: 2017年9月28日

桐女高茶華道部・華道班、全国へ

 県立桐生女子高校茶華道部・華道班のチームが「Ikenobo花の甲子園」(池坊華道会主催)の関東地区北大会で優勝に輝き、全国大会の切符を手にした。全国大会は11月、京都で行われる。

桐生スケートセンター、老朽化で製氷機故障

 桐生市東七丁目の市有屋内スケート場「桐生スケートセンター」の製氷設備が故障し、10月22日に予定していた今年度の開場日を、12月17日に約2カ月延期することが、28日分かった。製氷に必要な特殊なタンクが老朽化で液漏れしたもの。市は「故障による延期は開場以来(53年間で)恐らく初めてでは」と語る。市では6月に市清掃センターの設備が故障し、余熱を利用する市新里温水プール「カリビアンビーチ」が10日間休業している。

光の布たち

 まろやかにころがる玉露の甘み。小池魚心の版画や秀島由己男の「霊歌〈影〉」に見守られ、世界各地の民族資料や布や本たちに囲まれた空間低く、新井淳一さん自らつぎわけてくれる茶のあたたかさを忘れない。不世出の「夢織人」だった▼1994年から2年余、50回にわたって本紙に連載してもらったエッセー「縦横無尽」は、スウェーデンから始まって欧米、豪、印、韓国と地球を回り、展覧会や講演や技術指導などで新井が最も多忙だった時期だ。思索の深みをファクスの文字から必死に読み解ろうとした▼桐生市市民文化会館の建設も渦中にあった。新井の旗振りに盟友シーラ・ヒックスやピーター・コリンウッドも駆け付け、多くの市民の協働で未来への宝が生み出された。世界最高峰のテキスタイルアートがここに掲げられたのだ▼人は産着から死出の装束まで、布に包まれる。新井は民族衣装に魂を揺さぶられ、金銀糸は機屋3代のつきあいといい、「伝統を知らずして何の先端か」と啖呵を切った。桐生人としての誇りは、生きた産地のただ中に開かれた染織美術館の希求に直結する▼中国の個展会場では、「私は光を染めたい」と語った。未来は私たちの手の中で育まれるのだ、と。(