今月の記事: 2017年10月

桐生市18年度予算編成方針、「聖域なき歳出削減を」

 桐生市は31日までに、2018年度当初予算案の編成方針を各部局に通知した。人口減に伴う市税収入減や合併算定替え終了に伴う普通交付税減が見込まれる中、全事業で「聖域なき見直し」「ゼロベースでの見直し」を行い、経費に見合う効果がない事業は廃止、縮小するよう呼び掛けた。新規事業は原則として既存の“桐生版総合戦略”と“市有施設更新計画”に基づく事業に限定。徹底した歳出見直しを強調する方針を示した。

岩宿文化研究奨励賞・学生部門、優秀研究賞に笠小・須永君ら

 みどり市教育委員会は30日、旧石器時代をテーマにした自由研究を表彰する第15回「岩宿文化研究奨励賞・学生部門」の受賞者を発表した。県内外の小・中学生から計418点の応募がある中、優秀研究賞の小学生部門は須永琉翔君(笠懸小5)と大向悠斗君(同小6)、中学生部門は高橋秀太朗さん(県立中央中等1)が受賞した。11月3日に笠懸公民館で表彰式と記念フォーラムが開かれる。

茶箱の代数学

 古い茶箱にしまってあった一冊の本は、とじ直した表紙代わりの厚紙がずいぶんすすけていた▼黒インクで手書きした「代数学」の標題。昭和一桁に高等小学校を卒業した父親が、何の必要があって本を手に入れ、日々めくっていたのか。練習問題ページに残る鉛筆跡からいろいろ想像してみたのである▼記者自身は数学が苦手で文系へかじを切ってしまった。でも「苦手」と「関心がない」はイコールではない。どこかに数学への憧れもあり、親の背中を追いかけるように、読み始めたのが2カ月前だった▼ある数字からそれと同じ数を引けば残りは常に0となる。「これをa-a=0と表せばもはや算術を越えて代数学の領分に入りかけている」という解説に促され、いまはもっぱら加減乗除で、三歩進んで二歩下がる世界である▼群大工学部の名物教授だった数学の北村友圭さんは「間違った計算式を消さないで、線を引いて訂正しなさい」と、近所の子どもに言い聞かせたという。還暦をとうに過ぎて、やっと理解できた計算式の大切さ。これが結構面白いのだ▼答えを急ぐ必要はない、学びはプロセスなんだと、ページをめくるたびにどこからか、聞こえてくる声が懐かしい。(

役立ちたいという思い

 納税した金が適正に使われているのかどうか、納税者が気にするのは当たり前で、そこに不正の影がちらつき、せっかく納めた金が適正とはいえない使われ方をしているのではないかと疑いが生じれば、口を差し挟みたくなるのは当然のこと。

本町周辺で“地域食堂” 子ども、高齢者ら見守る場に

 「桐生街なか地域食堂」が11月から、桐生市本町周辺でオープンする。子どもに無料または安価で食事を提供する「こども食堂」から、対象を高齢者にまで広げたもの。毎月第2土曜日の定期開催を予定しており、運営メンバーは「地域の人たちと子どもたちを見守る場所にできれば」と話している。