今日の記事: 2017年10月14日

3氏とも「無償化」言及、子育て・教育─3候補の政策比較

 衆院選(22日投開票)で群馬2区に立候補している自民党前職の井野俊郎(37)、共産党新人の長谷田直之(61)、希望の党公認で前職の石関貴史(45)の3候補に桐生タイムス社が行った政策アンケート。後半は、国政の重要課題になっている「働き方改革」や、人口減克服に向けた「地方創生」の処方箋、子育て・教育政策、そして北朝鮮への対応について、それぞれ主張を聞いた。

21日に創立20周年記念式典、FT桐生推進協

 ファッションタウン(FT)桐生推進協議会(会長=山口正夫桐生商工会議所会頭)が1997年の創立から20周年を迎えた。桐生商工会議所会館ケービックホールで21日、記念式典を開くほか、記念事業としてマフラーとストールのショーを催す。

耳を傾ける

 映画「パターソン」(ジム・ジャームッシュ監督)は、米国の古い産業都市・パターソンで暮らすバスの運転手・パターソン氏の1週間を綴った物語▼毎朝、同じ時間に目を覚まし、朝食をすませ、バスの営業所までの道を歩く。お決まりのルートに沿って街を周回。滝の見える公園のベンチで妻の弁当を食べる。定刻に帰宅して夕食を済ませたら、愛犬の散歩に出掛ける。途中、バーに立ち寄って1杯のビールを楽しむ。そんなささやかな日常が繰り返される▼新聞に載るような事件は起こらない。おまけにパターソン氏は寡黙である。居合わせた人の声に耳を傾け、自分を取り巻く外界のかすかな変化を静かに観察する。そうして、いつも持ち歩いているノートに詩を書きとめてゆく。彼の生み出す詩や見る風景を通じて観客はパターソンの町を感じ、そこで暮らす人に触れる▼繰り返される暮らし中で押しつぶされた感情が復元してくる。不思議な感覚である。翻って、衆院選で候補者が吐き出す声は大きく、言葉は遠い。一方的な主張からは、あなたと対話がしたいんだという気持ちが見えない。静かに耳を傾けず、対話を重ねない、力まかせの政治が続いている。それを示すような選挙戦の印象だ。(