今日の記事: 2017年11月1日

みどり市長選まで半年、須藤県議の動向に注目

 任期満了に伴うみどり市長選が来年4月に行われる。現職の石原条氏(53)=同市大間々町=が今期限りでの市長引退を公言している中、現時点では、同市選出県議の須藤昭男氏(57)=同市笠懸町阿左美=の出馬が有力視されているほか、複数の市議らの名前も取りざたされている。須藤氏が市長選にくら替えする場合、1人区である同市選挙区の県議補選も行われることになり、その行方もあわせて注目される。

「島活字」の寄託延長、印刷博物館で441点公開中

 幕末・明治初頭に多方面で先鋭的な仕事をし、「和製ダビンチ」と称される島霞谷(1827~70年)。その最後の仕事となった「鉛合金製活字」を常設展示する印刷博物館(東京都文京区、トッパン小石川ビル内)の学芸員らが桐生市梅田町一丁目の島家を訪ねた。霞谷発明「島活字」の寄託延長契約のためで、「日本を開いていった活版文化のキーとなる活字」として、展示の中心に据える。

もう一つの古碑

 約1200年前の建立時も恐らく、同じような風景だったのだろう。赤城山を望む広々とした台地。その真ん中に立つお堂と古碑。歴史が好きだと言いながら、戦国と幕末しか興味がない。そんなミーハーな自分にとって唯一、古代との縁を感じさせてくれる場所だ▼桐生市新里町山上の国指定重要文化財「山上多重塔」(塔婆・石造三層塔)。平安時代初期の801年に僧侶が建立した高さ1・85メートルの石碑で、仏教信仰の深まりを示す「無限の苦難より救われ、安楽を得て彼岸へ行ける」という趣旨の45文字が刻まれている▼日本時間の10月31日、高崎市の三つの古代石碑群「上野三碑」(建立時期681~726年)が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界の記憶(旧・世界記憶遺産)」に登録されることが決まった。建立の場所と時期が近く、“上野第四の碑”とも言われる山上多重塔にとっても朗報だ▼多重塔建立から5年後には、唐で学んだ最澄が天台宗を開宗。弘法大師・空海も唐から帰国し、真言密教を日本中に広めていく。仏教界の両巨人が輝いた時代から、1200年以上立ち続ける多重塔。物騒な世の中への不安と、安楽と平和を願う思いは、いつの時代も変わらない。(