今日の記事: 2017年11月2日

遊具の転落防止策強化、対策進める桐生が岡遊園地

 桐生が岡遊園地は1日から、大型遊具「アドベンチャーシップ」の座席一部に滑り止めテープを設置して運行を始めた。6月に北海道で発生した類似遊具による転落事故を受け、滑り落ち防止対策を行ったもの。桐生が岡遊園地では同遊具による転落事故はこれまで起こっていない。今後はメーカーと相談して乗降口に扉をつける予定で、「引き続き安全運行のため注意していきたい」としている。

路線バス、あすから新車両、外も内も華やかに みどり市東町

 みどり市東町の路線バスがあす3日から新車両に生まれ変わる。現行車両より小型のノンステップ(低床)バスで、車体には東町の四季を描いたラッピングを施したほか、同市観光大使のお笑いコンビ・アンカンミンカンの写真などを掲載して乗客を歓迎。車内アナウンスの声は同じく同市観光大使の声優・小倉唯さんが担当し、地元住民だけでなく観光客にも楽しんでもらう趣向だ。

強くて美しい

 「カイコが糸を吐き出す音を聞きに来ませんか」。養蚕業に参入した吉野香さんに誘われるがまま、蚕室へ向かった。高速道路沿いの場所はびゅんびゅん車が通っていたけれど、建物に入るとにぎやかさは遠ざかる。息を詰めて耳を澄ませた▼ぱきぱき、ぴりぴり、ぴきぴき、ぱりぱり。何ともいいようのない不思議で美しい音色が、幾重にもなって耳に届く。これまでカイコを飼育した経験はあるけれど、あんなにきれいな音は初めてだった▼さて、繭を収穫するにはカイコを殺さなければならぬ。彼らは羽化しても子孫を残せるわけでもないのだ。農業とは、家畜とはそういうもの。だからこそ吉野さんは「技術習得して精度を高め、きちんといい繭を収穫できるようになる」と決めた。それが、家畜である前に、生き物であるカイコへの向き合い方だ▼農業という仕事に就いていようが、いまいが関係ない。生き物に畏敬の念を抱き、大切にすること。互いのかかわりを知り、つながりを保とうとすること。それは「命をいただく身」であるかぎり、覚えていたいこと▼強くて美しい糸を吐くときの音を聞いた。新しい出来事に触れた心は少しくすぐったくて、何だかしあわせな気がした。(