今日の記事: 2017年11月13日

陸上100メートル9秒台達成の桐生選手へ、“桐生ジャン”でお祝い

 陸上男子100メートルで日本選手初の9秒台を達成した東洋大4年の桐生祥秀選手(21)をお祝いしようと、同名のよしみで応援を続ける桐生観光協会(宮地由高会長)と桐生広域物産振興協会(森島純男会長)は12日、同大主催の日本新記録達成報告会で、桐生選手用に桐生市内で刺繍した特注スカジャン“桐生ジャン”を贈呈した。壇上で羽織った桐生選手は「来年一人暮らしなので、新居の目立つ所に飾りたい」と気に入った様子。満面の笑みを浮かべながら桐生応援団に感謝の言葉を贈った。

桐生まち映画、役者にセンバツ4強の“立役者”

 1978年の春のセンバツと夏の選手権で全国の高校野球ファンを沸かせた桐生高校硬式野球部OBの木暮洋さん(57)と阿久澤毅さん(同)が11日、桐生市稲荷町の新川公園を訪れ、現在製作が進む桐生まち映画「祭りのあと、記憶のさき」(藤橋誠監督)のロケーション撮影に挑んだ。

平成の大久保事件

 「邑楽町らしい」。同僚記者がつかんだ情報に背筋が凍ったのは6日の朝だった。神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が見つかった事件。被害者に東毛地域の女子高生がいるとの情報を受け、にわかに当事者意識が高まった▼9人殺害を供述しているという白石容疑者は、「死にたい」とつぶやく女子を言葉巧みに誘い、犯行に及んだとされる。全貌はまだ不明だが、被害者の大半が若い女性という状況や人数、猟奇性の点で、大久保清事件を思い起こす人も少なくない▼1971年、群馬県内で約2カ月の間に若い女性8人を殺害し山林に埋めた大久保元死刑囚(76年死刑執行、当時41歳)は、画家や中学教諭などと偽っては100人以上の女性に声をかけていたといい、桐生市内の喫茶店で口説かれた女性も犠牲となった。この地域にとっても忌まわしい記憶だ▼大久保は精神鑑定で「精神病ではないが発揚性、自己顕示性、無情性を主徴とする異常性格で、性的、色情的昂進を伴う」とされた。報道で伝わる限り、座間市の事件と重なる点も多い気がする▼犯罪史上に新たな記録を残すだろう座間事件。大久保事件と同い年の身としても、女子高生の娘を持つ父親としても、人ごとではない。(