今日の記事: 2017年11月20日

広沢四の周藤さん、イノシシ捕獲おり開発

 桐生市広沢町四丁目で自動車整備業を営む周藤行雄さん(67)が鳥獣駆除に長年携わった経験と整備のノウハウを生かし、イノシシ捕獲おりを開発した。掛かった獲物を安全に仕留められるよう獣が暴れないよう工夫した。特許取得済みで、県外の自治体からも引き合いが来ている。

広沢町に能楽堂、「星野舞台」を移設

 桐生市広沢町五丁目に能楽を上演できる新しい「星野舞台」が完成し、19日の桐生宝生会の月並会で披露された。市内新宿一丁目にあった舞台を移したもので、星野管工(星野尚香社長)が「伝統芸能研修所」として管理する。宮城県仙台市にある倉庫を活用した「能―BOX」を参考にした建物はモダンな外観で、亡き祖父の思いを実現した星野さんは「能楽だけでなく、公民館のようにさまざまな形で使ってもらえたら」と話している。

寄り添うこと

 NHK全国学校音楽コンクールのために人気アーティストが毎年手掛ける課題曲はすてきなものが多いが、中でも「SEKAI NO OWARI(世界の終わり)」の「プレゼント」は心に響く名曲だ▼時につらく思える人生も、実は自らの意思で好きに歩むことが許された比類なき贈り物なのだと勇気づける歌に、孤独を抱えたたくさんの青少年が励まされ、支えになってきたのではないだろうか▼作詞したSaoriこと藤崎彩織さんは中学時代、学校になじめず、友達もできなかった実体験を踏まえて歌詞をつくったという。だからこそ、同じように過ごした経験のある人に、言葉がじかに刺さるのだろう▼県内の高校生も巻き込まれてしまった座間市の事件を通じ、命を絶ちたい人が大勢いて、声にできない叫びをネット上で文字にしていると明らかになった。直接尋ねたわけではないから推測でしかないが、多くは本当に死にたいのでなく、孤独を理解し寄り添う人を求めているのではないか▼では、どう寄り添うか。深淵が見えにくいだけに難しいが、広まってきた「子ども食堂」のような活動は有効にみえる。独りにしない姿勢が信頼を醸成し、心を少しずつほぐしてくれると思うのだ。(