今日の記事: 2017年12月4日

連動型の住宅火災警報器、重伝建地区の全戸に配布へ

 桐生新町重要伝統的建造物群保存地区(桐生市本町一・二丁目と天神町一丁目の一部)の全戸に、無線連動型住宅火災警報器が設置されることになった。文化財である重伝建と住民の生命財産を守り、後世に伝えるためで、3日には桐生市立北小学校で防災イベントを開催。警報器の説明や実演を行い、実際に消火器を使っての訓練や炊き出し、非常食の配布も実施した。

ピアニストの下山静香さん、初のエッセー集と10枚目のCDを発刊

 スペイン音楽の専門家として演奏に講演、執筆、ツアー引率にと活躍中のピアニスト下山静香さんが、初のエッセー集と10枚目のCDを発刊した。著書は「裸足(はだし)のピアニスト―スペインで学んだ豊かな表現と生き方―」(ヤマハミュージックエンタテインメント)、CDは今年5月に「スペインで一番美しい村」とされるアルバラシンの教会で収録したもの。ふるさと桐生での恒例クリスマスお茶会も今年はこれを記念、12月11日に開催される。

チバニアン

 地球の内部には“でっかい磁石”があって、その磁場が地球全体を覆っている。磁場や大気があるおかげで、宇宙から到来する有害な宇宙線が弱められ、私たちの暮らしも成り立っているのだと、これは学校の授業で習ったこと。方位磁針のN極が北を、S極が南を指すのは、地球磁石のS極、N極とそれぞれ引かれ合うから▼長い歴史の中で、この磁場はときどき反転してきたらしい。少なくとも、この360万年の間に11回、N極とS極は入れ替わった。岩石の成分を調べると、それができた当時の磁場が分かる。いわば磁場の化石か。地質学の中には、これを調べる「古地磁気学」なる学問分野も立派に存在している▼ラテン語の「チバニアン」とは、日本語で「千葉時代」のことで、77万年前から12万6000年前の、中期更新世を指す。地球磁場が最後に逆転した痕跡が、千葉県市原市の地層の中にはっきりと残されている。だから、この地層を一つの指標と定め、それに該当する地質時代をチバニアンと命名しようというわけだ▼まだ1次審査で、正式決定は来年とのこと。興味深い話なのだが、磁場の反転が起こると、私たちの暮らしにどんな影響が及ぶのだろう。そちらの方がもっと知りたい。(