今日の記事: 2018年1月11日

みどり市、4月から国保税率7・3%値上げへ

 みどり市国民健康保険運営協議会(武井俊一会長、16委員)は10日、4月の新年度から同市の国保税率を平均7・3%引き上げるべきとする答申案をまとめた。近く石原条市長に答申し、市の新年度当初予算案に反映される見通し。新年度から国保の運営主体が市町村から県に移管される制度改革に合わせ、同市としては9年ぶりに税率改正を行う格好で、赤字に転落した国保財政の立て直しを図る。

優秀賞で有終の美、「KFSアート・コン」赤澤圭子さん

 講談社フェーマス・スクールズ(KFS)による「第50回KFSアート・コンテスト」で、桐生市川内町二丁目在住の赤澤圭子さん(54)の作品「銭湯・昭和館」(水彩)が最高賞「KFS大賞」に次ぐ優秀賞に輝いた。

7年目の決断

 当時から行動力のある青年だった。東日本大震災が起きた2011年3月。群大工学部の学生だった彼は、被災者支援のボランティアを始めた▼県内避難者向け住居清掃に始まり、フリマ出店での義援金寄付は1年半続けた。桐生に避難する被災者家族と親しくなり、被災者と市民の交流サロンにも顔を出した▼引きこもりがちな年配避難者宅に通う一方、被災地の子どもを励ます活動にも参加。被災者家族と親戚のような付き合いが生まれ、ときには酒を酌み交わして語り合った▼礼儀正しく生真面目。悪く言えば、融通が利かない堅物。世間知らずだった20歳の青年の心を、被災者家族がゆっくりと開いてくれた。「あの体験が自分の原点。人と接する喜びを知った」と彼は振り返る▼あれから7年。出身地で就職した彼は、子どもたちが自由な発想で遊べる場をつくるデンマーク発祥の「冒険遊び場」(プレーパーク)に夢を託す。いつか地元に立ち上げるとの目標を掲げ、今春から修業のため県外先進地のスタッフに転職するという▼被災者との新年会での決意表明。桐生での出会いが、新たな夢を生んだ。給料激減や将来不安など気にしない。彼らしい不器用な決断を応援したい。(