今月の記事: 2018年1月

幕を下ろす

 先週末、桐生市市民文化会館で行われた関東高校演劇研究大会で、桐生高校演劇部の舞台「鈴音」を取材した。ほかの取材との兼ね合いで桐高しか見られなかったが、シルクホールの大きな舞台で躍動する姿に感動を覚えた▼観劇の熱が冷めないまま、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が出演した映画「幕が上がる」のDVDを借りに行った。劇作家の平田オリザさんが高校演劇をテーマにした小説が原作で、2015年に映画館で上映された時から気になっていた作品だった▼いまではドラマの主演を務める吉岡里帆さんや芳根京子さんが後輩役で出演していたのにも驚いたが、2014年に全国大会に出場した桐高演劇部の舞台が現れたときはもっと驚いた▼高校演劇の大会は年に1度。秋の地区大会を勝ち抜かなければそこで終わりとなる。しかも、全国大会は翌年の夏に行われるのでチャンスは2回しかない。その数回のために毎日毎日稽古を重ねるのだ▼有限であるからこそ生まれる、独特の「高校演劇」というジャンル。桐高の演劇部のメンバーや、今月21日に「ももクロ」から卒業した有安杏果さんの姿が重なり、きちんと映画館で見ておけばよかったと後悔した。(

寒さへの適応力を高める

 「寒の内」の暦どおりに日本列島はいま、最大級の寒波の中にいる。北日本や日本海側からは大雪の便りが届き、太平洋側では連日のように厳しい朝の冷え込みが続いて、路面の日陰は先日の雪が凍ったままだ。

繊維産業を応援しよう、市議会経建委が条例提案へ

 桐生市議会経済建設常任委員会(人見武男委員長、7委員)は25日までに、“織都桐生”を象徴する繊維産業を地域を挙げて応援しようという「桐生市の誇りである繊維産業を応援する条例」の原案をまとめ、市議会ホームページで公表した。来月21日まで市民の意見募集(パブリックコメント)を受け付けている。経建常任委は同意見を踏まえて条例案をまとめ、市議会3月定例会で委員会発議による条例提案を目指す。

桐生市いじめ防止子ども会議スタート、境野皮切りに

 今年度の桐生市いじめ防止子ども会議(桐生市教育委員会主催)が24日、境野中学校区を皮切りにスタートした。前年度から中学校区ごとに児童生徒、保護者や地域代表が集まり、きめ細かくいじめ問題を話し合う場を開いている。以後は相生で25日、川内と黒保根合同で26日、清流30日、梅田31日、中央2月2日、桜木6日、新里8日、広沢13日と順に行われる。

インフル患者

 その夜、寒けと熱が出た。午後7時すぎだった。一緒に暮らしている家族がすでにインフルエンザで伏せっていて仕事を休んでいたので、「ああ、うつったな」と観念した▼本紙24日付16面にも載っているが、インフルエンザが今、猛威をふるっている。県発表によると、15日から21日までの1週間の患者数(1医療機関当たりのインフルエンザ患者数)は48・34人で、「警報」基準の30人を大きく上回っている。桐生地区もほぼ同じ数字だ。私も、この「15日から21日まで」の患者数に入っていると思う。ちなみに、2人ともB型だった▼ここ何年もインフルエンザにかからなかったし、この冬もきっと大丈夫だろうなどと安易に考えていた。だから予防接種もしなかった。まったく油断していた▼ただ、「その夜」を迎える数日前、医者に行った。家族が発症したのだから、「私もすでにうつっている可能性が大だ」と思ったからだ。が、まだ平熱だったためか、インフルエンザと診断されなかった。そこで、予防薬「イナビル」をもらった。残念ながらその後発症したが、症状は家族よりも軽かったので、「イナビルのおかげか」と感じた▼もちろん、予防接種の重要性も痛感した。(