今日の記事: 2018年2月1日

「老老介護」状況増加へ、介護者60歳以上6割 桐生市

 高齢の夫婦や、きょうだい、親子など、65歳以上の高齢者が高齢家族を介護する「老老介護」は今や全国的に大きな課題。桐生市でも高齢者を在宅介護しているケースの約3割について、主な介護者が70代以上であることが明らかになった。さらに介護者の年齢が60歳以上のケースは全体の約6割。今後さらに高齢化が進行するなかで、老老介護の状況も増加するとみられている。

凍る夜空に赤い月、「皆既月食」楽しむ

 地球の影が満月を覆う「皆既月食」が1月31日夜、全国各地で観察された。桐生みどり地域でも午後9時51分から同11時8分まで、赤銅色に染まった満月が出現。多くの市民が真冬の天体ショーを楽しんだ。

見送る

 いつのころからか、習慣になっている。家族のだれかが自宅を出る際は、どんなに忙しくても手を止めて、必ず玄関まで出ていって見送る。通勤や通学はもちろん、近所の買い物でも同じだ▼忘れ物をしてすぐ戻ってきたとしても、同じように見送らないと気が済まない。家族で話題にしたこともない、親父の日常のささやかな習慣。もう十数年も続けている▼きっかけは、事件事故や自然災害に巻き込まれ、不慮の死を遂げた人をめぐる報道。「けさ見送った姿が最後になるとは…」。嘆き悲しむ遺族の声を何度も耳にして、後で悔いることのないようにと始めた。この十数年間で幼かったわが子たちも成長し、いつしか父と同じ習慣をするようになった▼神奈川県座間市で9人の遺体が見つかった事件で、殺害された邑楽町の高校1年の少女の両親が1月31日、容疑者再逮捕を受けてコメントを出した。娘を失った悲しみと後悔の念がつづられ、同じ高校生の娘をもつ親として胸がしめ付けられる▼ただ一つ、自分にとって救いだったことがある。少女は事件当日の朝、母親に見送られて自宅を出たという。娘を見送ったという記憶が、いつか両親の心の支えになってくれることを祈る。(