今日の記事: 2018年2月8日

渡良瀬ナンバー否定派上回る、導入は困難な状況に

 2020年度交付に向けた自動車のご当地ナンバー「渡良瀬」の導入を検討している桐生・みどり・足利の各市は7日、3市共通で先月に実施した市民意向調査の結果を発表した。桐生・みどり両市とも、「渡良瀬ナンバーを希望する」との回答が20%台にとどまる一方、「群馬ナンバーのままがよい」が40%超を占めた。3市中2市で渡良瀬ナンバーに対する否定派が肯定派を大きく上回ったことで、同枠組みでの導入は困難な状況となった。

大空へ高く高く、桐生北小が卒業記念「凧揚げ」

 桐生市立北小学校(小山慎校長)で7日、6年生による恒例の卒業記念の凧(たこ)揚げが行われ、5色の連凧が青空を彩った。

記憶をつなぐ

 「伝建」。伝統的建造物群保存地区という長い名称を、略す。めでたく国の選定を受けた地区には「重要」が冠されるので、略すと「重伝建」。先ごろ桜川市、栃木市、川越市の重伝建関係者が桐生に会して、見学や意見交換が行われた▼行政では桐生市は教育委員会文化財保護課だが、栃木市は総合政策部の、何とその名も、蔵の街課。桜川市は建設部都市整備課。川越市は都市計画部都市景観課という違いがあるが、栃木市以外は歴史まちづくり法の認定市でもあり、共通項の多さも実感した▼これから大きく動くのは栃木市のようだ。桐生と同時に選定された嘉右衛門町に若い女性が花屋、いちご屋を出店。そして味噌工場跡地を整備し観光、まちづくり、防災の拠点施設として保存活用する素案がまとまった▼日光例幣使街道沿い、有鄰館の1・6倍の敷地に蔵など伝統的建造物が12棟立ち並ぶ。パースを見ると煙突をシンボルに味噌樽も配してステージや屋台が組まれ、においや音まで立ち上がる。とちぎ蔵の街職人塾の存在も頼もしい▼その一方で、特に聞き取りを重視した歴史の再発掘を行うという。重伝建は建物の保存だけでなく人が生きた証しの記憶も不可欠だと教えられた。(