今日の記事: 2018年2月12日

早春のまち軽やかに、64回目の桐生市堀マラソン

 桐生の早春の風物詩である第64回桐生市堀マラソン大会が11日、市内新川公園を発着点に本町通りを通るコースで行われた。桐生市、桐生市教育委員会、桐生市スポーツ文化事業団主催。今年は全国から8795人がエントリーし、ハーフマラソンをはじめとする14部門で力走した。

旧福岡西小「多世代交流館」、オープン大幅延期

 みどり市大間々町塩原の旧福岡西小学校跡を活用して4月に開館予定だった複合施設「多世代交流館」の開館が大幅に遅れることになった。市教委によると、旧校舎を建築基準法に基づく「集会場」に用途変更するにあたり、建物を改めて調査する必要性が生じ、改修工事を延期せざるを得なくなったという。吉野茂男教育部長は「地元住民に迷惑をかけて申し訳ない」とし、2018年度中の開館をめざすとしている。

あすは晴れ

 取材先で特に思い入れの強い地区がある。初めて記者として飛び込んだ場所。先輩から引き継いだわけでなく、ゼロからつながりを結んで、書きたい出来事や瞬間をつかんで逃さないように必死になった▼住民は控えめな人が多いのか、面白い取り組みにも「こんなんが記事になるんかい」と半信半疑。新人の私はどうにか紙面で魅力を伝えようと四苦八苦。それから5年間、記者としての道のりを一緒に歩いてもらった▼「私の隣には常に未熟な自分がいるから初心を忘れる暇がない」とコラムを書いたことがある。未熟さは相変わらずだけど今、私の隣にあるのはこれまで関係を構築してきた人が、言葉とともに明け渡してくれた全て。それら信念や経験、感情は心地いいばかりではなく、ときに複雑な思いや苦い感情を呼び起こすこともある。だからこそ計り知れない価値があり、これ以上ないほど心強い伴走者だ▼ご無沙汰していたその地区にお邪魔した。「また寄ってちょうだい」「顔を見せに来てね」「しっかり頑張るんだよ」なんて声を背に帰路につく。ほとんど暮れた藍色の空、山際にシリウスが昇っていた。冬の大三角が瞬いて、鼻の奥がつんとする▼きっとあすは晴れるだろう。(