ラグビー留学で人間形成を、桐一高、NZの強豪校と協定

 桐生第一高校(久保田信一郎校長)は25日、ラグビー王国・ニュージーランド(NZ)のバーンサイド高校と、ラグビー技術習得と人間形成の育成強化に向けた友好協定を締結した。両校が協力関係を強化して、桐一生のバーンサイド校への留学を促す。チームのために献身的にプレーする本場でのラグビーや海外生活を経験することで、「選手としてはもちろん、人としての成長も後押ししたい」(桐一ラグビー部顧問の霜村誠一教諭)と意気込んでいる。

 桐生市小曽根町の同校で行われた協定締結式には、桐一の久保田校長と霜村教諭のほかバーンサイド校のフィル・ホルスタイン校長、同校ラグビー留学プログラム担当のマーク・イーリさんが出席。

 久保田校長は「ラグビー選手を強化育成したい本校の思いと、バーンサイド校のプログラムが結び付いた」とあいさつ。バーンサイド校のホルスタイン校長も「ラグビーはチームワークを大切にする素晴らしいスポーツ。いい人間はいい選手になり、いい社会人になる」とプログラムの意義を強調した。

 さらに霜村教諭は「自分も20代前半で同国にラグビー留学し、その際にイーリさんにお世話になった。高校生で留学を経験できたら人生が変わる。一人でも多くの生徒に留学の機会を与え、選手としてはもちろん、人としての成長も後押ししたい」と話した。

 協定締結に先立って今年3~8月に留学を経験した桐一の梅澤流馬さん(2年)は「日本と同国との違いを一番感じたのは基本スキルの差。何事もレベルが高ければ高いほど、基本が大切だと学んだ」などと語った。

 バーンサイド校は南島のクライストチャーチ市にあり、全校生徒約2600人と同国屈指の大規模公立校。主なOBに同国のジョン・キー首相らがいる。日本を含む世界各国から多くの留学生を受け入れている。

関連記事: