日本スポーツグランプリ、大谷俊男さん受賞

 第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)に合わせ、日本体育協会による「第11回日本スポーツグランプリ」の表彰式が10月1日、岩手県花巻市で行われ、大谷俊男さん(84)=桐生市宮本町二丁目=が受賞する。群馬県からの受賞者は大谷さんが初めて。現役スポーツ選手の区分で受賞する。「当日は天皇陛下の前で賞を受け、受賞の感想や今後の抱負を述べると聞いており、緊張して心の準備をしている」と話している。

 日本スポーツグランプリは、長年にわたりスポーツを実践するとともに、広く国民に感動や勇気を与え、顕著な功績をあげた中高年齢層の個人またはグループに対して授与される。今年は93歳から81歳までの男女9人が受賞する。

 大谷さんはスポーツ歴72年。小学生の頃から野球、水泳、器械体操などさまざまな競技に取り組んできた。

 野球では2004年関東古希大会で、個人として首位打者賞を獲得するとともに、チームを準優勝へ導く原動力となった。

 また、27歳から本格的に始めた陸上競技では、63年に群馬県選手権大会の十種競技で優勝。第21回国体の走り高跳びでは7位入賞した。

 その後も全日本マスターズ陸上競技選手権大会などに出場。アジアベテランズ陸上競技選手権大会では、第5回大会の走り幅跳びで優勝、第7回大会の110メートルハードルで優勝するなど、国内外の大会で活躍している。

 「さまざまなスポーツを実践してきたが、自分が一番誇れるのは十種競技で優勝したこと。今回も陸上選手として評価されたのではないかと思う」と大谷さんは話す。

 今も現役選手として陸上や水泳の大会に出場。ほかにもゴルフやボウリングなどさまざまな競技に挑戦している。指導者としては、市内相生町で「かもしかスポーツクラブ」を運営するなど、競技者、指導者として活躍している。

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