日照不足、ソーラー時計止まった わ鐵大間々駅舎

 9月中旬以降に続く記録的な日照不足の影響が意外なところに出た。わたらせ渓谷鐵道の大間々駅舎(みどり市大間々町大間々)の時計が、ソーラーパネルの充電不足で先週から止まっていた。30日午後に再び動きだしたが、同社は「約20年前に設置して以来、日照不足で止まるなんて初めて」と驚いている。

 気象庁によると、9月中旬以降(9月11~29日)の桐生市の日照時間は1日平均1・38時間で、同時期の平年値3・89時間のわずか35・5%、約3分の1にとどまる。特に18~23日は6日間連続で日照時間ゼロだった。

 大間々駅舎の時計は約20年前、駅舎外壁にかかげられたもの。時計の上に設置されたソーラーパネルが動力源だったが、日照時間ゼロが続いた先週はじめの19日に、動かなくなっているのが確認されたという。

 その後も日照不足で充電不足が続き、再び動きだしたのは30日午後。わ鐵の樺沢豊社長は「長雨や台風の影響を受けて、乗降客数も前年を下回っている。紅葉シーズンに向けて少しでも早く日照時間が戻ってほしい」と、天候の回復を心待ちにしている。

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