「サケ」で守ろう渡良瀬川、プロジェクト本格スタート

 チャウス自然体験学校(加藤正幸代表)の主催する「ふるさと再発見!『わたらせ川の保全・保護活動』サケプロジェクト」が始まった。10日にはサケの卵の配布とウオーキングイベントを実施する。先月19日には、渡良瀬川を清掃して遡上(そじょう)するサケを観察するイベントを開催。桐生市広沢町の松原橋公園をメーン会場に開かれ、集まった約50人がふるさとの河川環境に目を配った。

 チャウス自然体験学校では日本NPOセンターや東京海上日動などの協力を受け、今季から3年間、渡良瀬川を会場にサケプロジェクトを展開する。

 地域の豊かな環境を次の世代に引き継ぐため、ともに行動しながら人間関係をはぐくみ、担い手を育成することが大きな狙いだ。

 11月19日の取り組みはその第1弾。雨に見舞われた当日は、親子連れを中心に約40人が集まり、河川敷や堤防などを歩いて空き缶や吸い殻、ビニール・プラスチック類のごみを拾った。

 その後、松原橋の上や太田頭首工付近に出向いてサケの遡上を観察。今年は例年にないほどサケの魚影が薄く、この日数匹観察された魚も、コイの可能性が高い。

 それでも子どもたちにとって、川の観察は興味深いようで、じっと見つめては「あそこに何かいるよ」と報告しあう姿が。

 主催のチャウス自然体験学校では今後、10日に「サケの卵の配布と川辺のごみ拾いウオーキング」を、来年2月25日には「サケの稚魚放流とごみ拾いウオーク」をそれぞれ開催する。

 参加は無料。申し込み、問い合わせはチャウス自然体験学校(電0277・52・7799、ファクス52・7791)まで。

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