桐生機工連、利点アピール 「おおた工業フェア」に初出展

 桐生機械工業連合会(機工連、山口正夫会長)が東京都大田区の同区産業プラザで2日から始まった技術技能展「おおた工業フェア」に初出展した。区内中小製造業者で組織する大田工業連合会(大田工連、舟久保利明会長)と結んたBCP(事業継続計画)強化に向けた相互応援協定を中心に発信。有事の際、ものづくり機能の補完を果たせる産業集積と首都圏に近い好立地などを4日までアピールする。今後は企業同士の具体的なビジネスマッチングへと発展させたい考えだ。

 同フェアには大田区内を中心に108の企業団体が出展した。機工連は、大田工連と大地震などの災害を想定して締結した協定内容を中心に、桐生市が東京から100キロ圏内と近い上に災害が少なく、繊維産業から発展したものづくりのしっかりした基盤がある利点をPR。造成中の武井西工業団地や桐生災害支援ボランティアセンターの活動実績、観光情報も紹介した。

 山口会長は2日、会場内に区内から出展中の全事業所と団体を自ら訪問。協定について直接説明し、浸透を図った。中には既に桐生との取引のある企業もあった。

 同会長は「どの会社も心のどこかで(災害時の対応を)心配している。『世界中に商品を送っており、万一の際に商品供給が途絶えると大変なことになる。ぜひ進めてほしい』との声もあり、好意的に受け取ってくれた。非常にいい機会になった」と感触を語った。

 今後は技術交流や企業間のビジネスマッチングへと進化させる。「大田工連の企業を中心に、周知する場を設けたい。あせらず小規模から進めていきたい」と述べた。

 3日も機工連の会員8人が現地入りし、PRと交流を図る。

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