火災で2.4億円灰に、16年消防白書

 桐生市消防本部がまとめた2016年の「消防白書」によると、管内の火災は広域体制となった1976(昭和51)年以降で最少だった前年に比べ2件増の65件と2番目に少なかったものの、損害額はゴルフ場クラブハウス(新里町)の全焼などで前年より約1億800万円(82%)増の約2億4000万円に上った。

 火災のうち建物は40件で、損害額は約2億3800万円と全体の99%を占めた。焼損棟数は全焼、半焼、部分焼、ぼやを合わせて61棟で、1件当たり約2棟が焼損したことになる。車両は6件、林野は4件、その他は15件。死者は前年と同数の4人、負傷者は8人減の8人。

 出火原因のトップは「たばこ」と「たき火」の各7件。「放火・放火の疑い」も6件で、3位にランク。以下、「こんろ」の4件(うち3件は油なべのかけ忘れ)、「配線器具」の4件などと続く。

 月別では多い順に3月と5月が各10件、次いで4月9件、10月6件、1月、2月、6月の各5件、12月4件など。3月から5月の3カ月だけで全体の45%を占めた。

 一方、救急出動件数は7664件で、200件(2・7%)増加した。1日平均は21件。搬送者数は7160人で、140人(2・0%)増加した。

 出動の内訳は「急病」が4950件と全体の65%を占めた。以下、「一般負傷」1092件(14・3%)、「転院搬送」659件(8・6%)、「交通」603件(7・9%)など。

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