桐一ラグビー新2年生コンビ、NZへ協定締結後初の留学

 桐生第一高校(桐生市小曽根町、久保田信一郎校長)は15日、ニュージーランド(NZ)のラグビー強豪校・バーンサイド高校との友好協定締結後初の留学生出発式を同校の校長室で開いた。留学するのは4月から2年生となる同校ラグビー部の新井穂(みのり)君(16)=大間々中出身=と齊藤誉哉(たかや)君(16)=伊勢崎二中出身=の2人。「ラグビーの本場NZで身も心も成長したい」と目を輝かせる。

 両校は昨年9月、バーン校が桐一からの留学生を優先的に受け入れる選手育成強化の協定を締結。献身的なプレーが求められる本場のラグビー経験を通じ技術習得とともに人間形成を後押しする。

 2人は16日中に出国予定。20日から8月20日までの5カ月間、NZ南島クライストチャーチ市でホームステイしながらバーン校に通い、世界各国の留学生らとともにラグビーをプレーしながら高校生活を送る。

 フランカーの新井君は167センチ70キロと小柄ながら、豊富な運動量と好タックルでボール争奪戦の主役。県新人戦ではフォワードの要として攻守に体を張り続けた。

 スタンドオフの齊藤君は178センチ83キロの体格で、ラン、パス、キックを駆使して試合を組み立てる司令塔。好判断に定評があり、新井君とともに同世代の注目選手の一人だ。

 新井君は5歳から桐生ジュニア、齊藤君は9歳から伊勢崎の各スクールでラグビーを始め、中学では桐生ジュニアで一緒にプレー。ともに幼いころから本場NZのプレーに憧れていたという。

 「小さい体を生かした低さと運動量で、大きくて強い相手に挑戦したい。憧れの国に留学できることに感謝。プレーも人間性も成長して、チームにいい影響を与えたい」(新井君)、「ラグビーの本場で(司令塔としての)判断を磨きたい。選手として人として一回りも二回りも大きくなって、チームメートに信頼される選手になりたい」(齊藤君)と抱負を語った。

 元ラグビー日本代表の霜村誠一監督(35)は「2人ともラグビーが大好きで、技術的にも精神的にもチームの中心。人間性やプレーをさらに磨いて、各年代で代表に選ばれるような人間になってほしい」とエールを送る。

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