寂しいときは一緒に食べよう 「ふぅ」11日にオープン

 みどり市笠懸町鹿の笠懸小学校そばに、こども食堂「ふぅ」がオープンする。小学生の子どもを持つ家住直子さん(47)が家族や農家らの協力を受け、実家の一部を解放して開くもの。「一人の夕食がさびしいときは、一緒に食べよう」と家住さん。子どもの食事は無料。ご飯に限らず勉強しても、遊んでもいい。子どもたちが「ふぅ」と一息つける、そんな居場所を目指している。

 こども食堂は、親の仕事の都合などさまざまな理由から、一人で食事する機会の多い子どもや、十分な食事がとれない子どもに、温かい食事と居場所を提供する取り組み。

 食材を提供する人、食事をつくる人など、場所を提供する人など、地域の有志が協力し、子どもたちに無料や安価で食事を提供しているケースが多い。

 笠懸地区にも孤食でさびしい思いをしている子どもがいるなら、実家を開放してこども食堂を始めようと、家住さんは母親の和子さんや夫の紀之さん、義父の根津紀久雄さんらに相談。年明けから準備を重ねてきた。
 高崎や館林のこども食堂に運営ノウハウを学び、知り合いの農家や店舗に食材の協力を呼び掛けた。

 会場は築40年近い実家の和室。「くつろいだ気分を大事にしたいので、そのまま活用することにしました」と話す。

 食堂の名前はほっと一息の「ふぅ」。食事は提供された食材と栄養バランスを考え、家住さんが調理する。
食事は事前予約制で、11日を皮切りに、当面は毎月第2・第4の月・火曜に開く。利用時間は午後4時から同8時まで。夕食は同6時ごろから。

 子どもだけでも、大人が一緒でもOK(ただし子どもは無料、大人は300円)。家住さんは「利用者の数よりも、居場所があること、長く続けることの方が大事。地域にゆっくり浸透すればいい」と抱負を語る。運営ボランティアや食材の支援については随時募集中。

 場所は国道50号を前橋方面に向かい、鹿・学校前交差点を左折した約100メートル先。問い合わせは家住さん(電070・4396・5307、メールmidorikodomo17@gmail.com)まで。

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