“幻の壁画と奇想天外”  「芭蕉」NHK・Eテレで紹介

 NHK・Eテレの番組「ふるカフェ系 ハルさんの休日」は5月3日、桐生編を放送する。古民家カフェを愛するブロガー真田ハルが全国の古き良きカフェを訪ね、その建物の魅力や来歴をさぐり、背景にある街の歴史をひもといていく異色のドラマだ。ハルにふんする俳優・渡部豪太さんが来桐し、糸屋通りの異国調菜「芭蕉」などでロケが行われた。

 桐生を舞台にした「ハルさんの休日」は、上電の西桐生駅からスタート。路地にある蔵や町家などに歴史を感じながら、ノコギリ屋根工場が現役で稼働する後藤織物へ。そして目指すカフェ「芭蕉」に赴き、数々の驚きの体験をする「幻の壁画と奇想天外カフェ」。

 看板メニュー「かりー」に加え、名物「シイタケまんじゅう」は森喜作博士の業績やレシピも紹介する。渡部さんのほかの出演者はみな桐生市民で、店の人たちも客たちも台本に添って、本人の役を演じるという設定だ。ちなみに渡部さんは桐生の国内親善都市・茨城県日立市出身の31歳。

 「ハルさんの休日」は2015年に始まり、県内では昨年、高崎の蔵カフェを紹介。好評を得て今年4月から「京都・西陣の銭湯カフェ」を皮切りに新シリーズを再開し、桐生編は通算23本目となる。

 放映は5月3日午後11時から、再放送は同7日午後6時半から。4月26日午後11時から放送の「東京・中野の二軒長屋カフェ」編で30秒ほどの予告がある。

再開「きりふ寄席」 来月13日に20回目

 「ハルさんの休日」でも紹介される棟方志功の壁画が「芭蕉」で描かれたのは1953年5月11日。翌日には「幻の壁画」となったが、2008年に55年ぶりに〝発掘〟され、その全貌を見ることができる。

 志功壁画の復活を機に再開した「きりふ寄席」の第20回が5月13日、芭蕉2階で開催される。番組は風来坊遊行さんの「抜け雀」、桐楽亭駝楽さんの「錦の袈裟」、中入り後に遊行さんが宇野信夫作「江戸の夢」をかたる。

 午後3時半開場、同4時開演。終演後の夕食・酒類付きで会費は3000円。申し込みは芭蕉(電0277・22・3237)、または奈良書店(電0277・22・7967)へ。

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