桐生6.3%、みどり2.4%、震度6弱以上発生確率

 政府の地震調査委員会は27日、2017年版の「全国地震動予測地図」を公表した。今後30年以内に震度6弱以上の揺れが起きる確率は、市役所所在地では桐生市(織姫町の本庁舎)で6・3%、みどり市(笠懸町鹿の笠懸庁舎)で2・4%、桐生市相生町の一部では30%を超える地域もあった。昨年7・6%だった熊本市でも同年4月に震度6強の地震が起きており、関係者は「自分は安全だと思わず、大地震に備えてほしい」と呼びかける。

 同地図は、政府の地震調査委が今後予想される地震の確率や揺れの強さをまとめたもの。海溝型や活断層型の地震の長期評価に基づいて2005年から1~2年ごとに公表し、政府と自治体の防災計画や土木・建築の耐震設計、損害保険などに使われている。

 市役所所在地でみると、桐生市織姫町の同市役所本庁舎6・3%、みどり市笠懸町鹿の笠懸庁舎2・4%は、どちらも16年版と変わらず。ただ、桐生地区(桐生・みどり両市)で最も高い30・5~31・1%だった相生町二、三丁目の一部は、16年版に比べて0・1~0・2ポイント上昇している。

 同確率は地図上を250メートル四方に区切って色分けされて示されており、0・1~3%未満が「やや高い」、3%以上が「高い」とされる。防災科学技術研究所のサイト「地震ハザードステーション」(http://www.j―shis.bosai.go.jp)で見ることができる。

 地震調査委の平田直委員長は「日本で強い揺れに見舞われない所はない。夜寝ているときに起きることもあり、家具の固定や耐震補強が大事だ」と語った。

 桐生市安全安心課も「7・6%の熊本市でも震度6強が起きた。自分のところは安全だと思わず、いつ起きても不思議はないと認識して大地震に備えてほしい」と話した。

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