梅田湖花火、今後の課題、「来年もぜひ開催を」

 桐生・梅田湖花火大会が4日終了した。有志が実行委員会を結成し、個人や企業を回ってこつこつと協賛金を募り、ようやく開催に漕ぎつけた大会だが、当日は予想を大きく上回る観衆が会場を目指したため、バス輸送などがうまく機能しなかった。観衆からは「来年もぜひ」の声が聞こえる一方、主催者の元には「バスが来ない」「トイレが足りない」など、100件を超える苦情が寄せられた。

 大会実行委員長の長竹伯晶さんは「呼び掛けに応じてバスを待っていただいた人をはじめ、ご迷惑をおかけした方々におわびしたい」と頭を下げる。

 実行委員会では当初、2000人程度の来場者を見込んでいた。課題は交通手段。湖畔に駐車スペースがなく、市内7カ所の駐車場からバスで運ぶ方法を採用した。

 集まった個人・企業の協賛金は500万円弱。うち半分以上を花火費用に充て、残りをトイレの設置、警備員の配備、バスの確保など会場の整備・運営に充てた。

 しかし、確保できたバスは2台と少なく、夕方になると自動車で来場する人が増え、交通渋滞が発生。バス運行はさらに滞った。来場者も予想を超え、会場だけで3500人。会場入りをあきらめた人を含めれば「五、六千人が動いたのでは」と推測する。

 「バスの数が足りなかったのはこちらの落ち度」と話す一方で、限られた資金と人手、読めない人の動きの中では「精いっぱいの面もあった」とも。

 来年度も開催するのであれば「例えば駐車場を1カ所に集約し、6、7台のバスで往復するしかない。トイレの数なども倍増しないと」と長竹さん。

 苦情に心を痛めながら、「花火大会に対するみなさんの期待も実感できた。初めての大会で見えた課題に対処するには、協賛金も人手も足りない。早めに協力を呼び掛けるので、次回は有志として支援をしてほしい」と、市民に呼び掛けている。

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