“織都桐生”案内人の会、聴覚障害者へのガイド開始

 桐生市と桐生観光協会が設立した観光ガイドの会「“織都桐生”案内人の会」(小林一成会長、会員70人)は7日までに、手話通訳と要約筆記への対応を整え、聴覚障害者に対するガイドの受け付けを始めた。英語や中国語など多言語対応のガイドも整え、2016年度のガイド実績は前年度比13・9%増の82回、同10・7%増の1948人と大幅アップ。手話通訳や要約筆記の対応も、より幅広い観光客ニーズに対応する取り組みの一環で、同会は積極的な利用を呼び掛けている。

 同会は市と観光協会が開催する市民向け観光講座「桐生観光大学」の受講生を中心に、2014年8月に発足した市内観光ガイド。20~80代の男女48人が、市内外の観光客を案内している。

 このうち英語や中国語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語を話せるガイドが15人おり、県内他市よりも充実した多言語対応が特徴。幅広いニーズに対応できるのが人気の秘密だ。

 今回さらに幅広いニーズに対応しようと、聴覚障害者向けのガイドが可能かどうかを模索。桐生・みどり手話通訳者の会から10人、桐生要約筆記会から12人の計22会員が新たに加わった。

 桐生観光協会が5月24日に開いた今年度定期総会では、昨年度のガイド実績を報告。15年度72回1760人だったのが、16年度82回1948人に増加。伸び率は回数で13・9%、人数で10・7%だった。

 観光ガイド料は原則2時間で観光客1人500円、同2~5人1000円、同6~15人2000円、同16~30人4000円など。利用の1週間前までに連絡する。問い合わせは同協会事務局の市観光交流課(電0277・46・1111内線366)へ。

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