笠小分離計画、新設校「大田んぼ」有力

 みどり市教育委員会は8日の市議会本会議で、笠懸小学校の分離新設計画をめぐり、新設校の建設候補地を絞り込んだことを明らかにした。「地権者に迷惑がかからないように進めている」(吉野茂男教育部長)として具体的な場所は公表せず、「まだ決定段階ではない」(同)としているが、答弁内容から、笠懸町鹿の通称「大田んぼ」を通る県道笠懸赤堀今井線付近を想定しているとみられる。

 県内一の大規模校である笠懸小の規模適正化を図るため、同小を分離する形で1校新設する計画について、8日の市議会で荻野忠市議(市政ク)の一般質問に対し、吉野教育部長が答弁した。

 新設校の候補地について、吉野部長は「(すでに設定した)新たな学区の中で、通学距離の偏りがなくなるようなるべく中央で、建設中の県道大間々世良田線バイパス(笠懸西部幹線)と国道50号バイパスの都市計画道路を勘案し、土地利用の状況などを比較検討し、県の農政部局と協議して候補地を絞り込んできた」と答弁した。

 おおむね30億円とされる学校新設の事業費については「候補地を絞り込んだ段階で、決定段階ではない。建設用地が具体化したら基本設計に着手できるが、まだ候補地なので試算はできていない。地権者に迷惑がかからないよう進めている」と述べた。

 市教委の説明などから、候補地としている場所は県道笠懸赤堀今井線沿いの松井内科医院付近の「大田んぼ」農地が有力とみられる。

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