わ鐵、あす再開見通し 脱線事故復旧

 脱線事故の影響で大部分の区間で運休が続いているわたらせ渓谷鐵道(本社みどり市大間々町)は9日正午すぎ、傷んだ枕木の交換を含む大規模な補修作業を完了した。同日午後に試運転を行い、軌道の安全を最終確認した上で、あす10日の始発から運行再開の見通しだ。

 事故は5月22日午後、水沼―花輪駅間のカーブ(桐生市黒保根町水沼)でJRから借りた検査用車両が脱線したもので、けが人はなかった。事故後、大間々―間藤間を運休して線路の再点検を行った上で、「二度と事故は起こせない」(樺澤豊社長)との危機感から、徹底的に安全対策をとることにした。

 6月1日から、カーブ区間を中心に約400本の枕木を交換する大がかりな作業に着手。9日正午ごろまでに完了し、試運転の段階までこぎつけた。試運転で問題がなければ、10日の始発から再開する予定だ。

 再開まで大間々―間藤間はバスで代替輸送する。桐生―大間々間は平常運行している。問い合わせは大間々駅(電0277・72・1117)へ。

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