新井洋史さん監修リキュール、英企業主催品評会で銀賞

 桐生市在住のバーテンダー、新井洋史さん(40)が監修したリキュールが、英国企業主催の品評会で、銀賞を受賞した。賞に輝いたのは、日本国内としては今回唯一。新井さんは「発売したばかりなので、びっくりしています」と喜んでいる。

 受賞したのは、英国に本社を置き、専門紙を発行する「ザ・スピリッツ・ビジネス」社がアジア地域で製造販売される商品を対象に主催した「ジ・アジアン・スピリッツ・マスター2017」。北岡本店(本社奈良県吉野町)から3月に発売された紅茶リキュール「TEAra(ティアラ)」がリキュール部門で選ばれた。

 新井さんと北岡本店は、2014年に売り出したシェーカー付きの量販向けカクテルを企画した縁でつながりが続いており、プロも使える個性的なリキュールとして、同社が開発を依頼。「TEAra」が生まれた。

 命名は茶のティーと、女性用の冠を指すティアラをかけたもので、「紅茶の新井さん」の意味も隠れている。3種類の茶葉をブレンドし、紅茶の持つ香りとうま味、苦味を凝縮した。着色料、保存料、香料がいずれも無添加なのが特長だ。

 新井さんは「リキュールは添加物を使うのが当たり前で、無添加がなかった。市場にある紅茶リキュールはバーテンダーの立場からするとお酒で割ったときにちょっと弱かった。タンニンの苦味や濃さを意識し、ほかのお酒と混ぜても紅茶の感じが残るようにしました」と話す。

 北岡本店の担当者は「世界トップバーテンダーの新井さんと開発した紅茶リキュールが国内メーカー唯一の受賞ということで大変喜んでいます。これをきっかけに、多くの国の方に商品を知っていただければ」と述べた。

 20日には、同じく無添加のほうじ茶リキュールも同社から発売予定。「TEAra」を使った新井さん考案のカクテルレシピを同社ウェブサイト(https://www.kitaoka―honten.com/d/389)で公開している。

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