桐中・桐高同窓会、100周年で基金創設へ

 桐生中学校・桐生高校同窓会(宮地由高会長)の定期総会が1日、桐生市市民文化会館で開かれた。今年で学校創立100周年を迎えたのを記念し、在校生や部活動などを支援する「教育振興基金」の創設を盛り込んだ今年度事業計画を承認。基金充実に向け同窓生に協力を呼びかけた。懇親会には例年以上の約500人が出席し、100周年記念の限定酒「山紫(やまむらさき)」で乾杯した。

 同校は1917(大正6)年3月12日に桐生町立桐生中学校として創立。21(大正10)年に県立移管され、48(昭和23)年に桐生高校となった。

 総会では100周年記念事業として、11月2日の記念式典や「100年史」編さん、同窓会名簿の刷新に加え、「教育振興基金」の創設計画が発表された。

 基金の使い道は、在校生への育英資金や、優秀な部や個人、同窓生への奨励金などを想定。今後、同窓生らに資金提供を呼びかける考えだ。

 出席者からは、2021年度の桐生女子高との統合にあたり、両校の校歌を残してほしいなどの要望が出た。

 懇親会では、1969年卒の亀山豊文桐生市長や、今年度の幹事学年である83年卒の石原条みどり市長らも出席。田口哲男校長はあいさつで「桐女との統合協議は今年がヤマ。『男女共学のトップ進学校が桐生駅前に誕生』をキーワードに、前橋・高崎を超える学校をつくりたい」と述べた。今年で喜寿となる59年卒のOB19人を代表し、藤掛幸四郎さん(77)=太田市=の音頭で乾杯した。

 テーブルに並んだ「山紫」は、松島弘平さん(71年卒)が栽培した県産酒米「舞風」を近藤新一郎社長(56年卒)の近藤酒造で仕込み、詩画家の星野富弘さん(65年卒)が書いた文字をラベルにした“オール同窓生”の手による純米吟醸酒で、懇親会用に50本が振る舞われた。

 総会前には、応援指導委員会OB会「山紫会」メンバーの現役大学生7人が校歌や応援歌などの「リーダー模範演技」を披露。“究極の応援パフォーマンス”で母校愛と団結を呼び覚ました。

 幹事学年の代表による恒例の講演会では、野球部OBで元慶応大野球部監督の相場勤さん(53)が「桐高野球とエンジョイベースボール」と題して講演した。

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