震災がれき 受け入れを終了、復興願い最終便焼却

 桐生市が、東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理で受け入れていた岩手県宮古地区の災害廃棄物最終便が5日、新里町の市清掃センターに到着。焼却炉に7・99トンが投入され、約10カ月間にわたった受け入れがすべて終了した。

 桐生市が受け入れているのは宮古市・藤原埠頭(ふとう)に集められた同市、岩泉町、田野畑村の災害廃棄物のうちの可燃混合物(可燃ごみ)。昨年5月末の試験焼却を経て、9月27日から本格的な受け入れを開始。

 最終受け入れの立ち会いには、市、群馬県、岩手県関係者や清掃センター地元対策委員会、災害廃棄物受入監視委員会のメンバーらが参加。亀山豊文市長や相沢崇文市議会議長が新里地区住民や市民の協力に感謝するとともに、被災地の一日も早い復興を祈念するとあいさつ。また岩手県廃棄物特別対策室・玉懸博文室長は「桐生市のいち早い受け入れが全国的な機運の醸成につながった」とし、「みなさんの多大な支援に感謝します。今後は一日も早い復興にまい進したい」とあいさつした。

 その後、参加者は最終便の周囲に集まり、災害廃棄物を入れたコンテナ両側の空間放射線量の測定、焼却炉への投入を見届けた。

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