桐生が岡動物園、31年ぶり赤ちゃんライオン

 桐生が岡動物園で31年ぶりにライオンの赤ちゃんが誕生した。同園きっての人気者「チャコ」と「ライラ」の子で、今月19日未明に3頭が生まれた。母親のライラは2歳になったばかりで初産だが、落ち着いた様子で元気な赤ちゃんたちに乳を与えているという。現在は非公開で、しばらくは寝室で保育をし、成長の状態などを見て一般公開する。

元気にライラの乳を飲む赤ちゃんライオン

 母親のライラは2015年6月生まれで、先月2歳になったばかり。早熟で、ライオンの母親としては若いほうだというが、産後の21日からは赤ちゃんを受け入れ、1日に5、6回乳を与えているという。

 ライラが生後6カ月で来園してから担当してきた飼育員の澤田和慶さんは出産に立ち会い、「大人になったなあと思いました」。ニホンザル、ホンドタヌキの赤ちゃんも生まれたばかりでベビーラッシュの同園。「忙しいですが、うれしいもの。特に初産でまだ若いライラが赤ちゃんに授乳しているので一安心です」と話した。

 赤ちゃんライオン3頭の性別は不明。ある程度成長して落ち着いた段階で健康診断を行う予定だ。同園によると、将来的には他の動物園に譲与する方向で検討するとしている。

 親となったチャコとライラは2015年生まれで、同年12月に富士サファリパークから来園。同園によると、2頭が幼いころから一緒に育ち相性がよかったこと、16年に完成した新ライオン舎の好環境など、繁殖に適した条件が重なったという。

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