金井レース加工が“安全な色”マスク製作

 染色加工業の金井レース加工(桐生市広沢町四丁目、金井雄一代表)が、県繊維工業試験場と共同で開発した「法定色素」で生地を染める技術を活用し、自社商品の展開に乗り出す。第1弾は女性用のファッションマスク。9月をめどに、市内薬局を通じた販売を計画している。

 法定色素は薬事法に基づき厚生労働省が定めた、食品や医薬品、化粧品に使用できる色素を指す。下着レースの染色加工を主力とする金井レース工業は、化学物質の安全性に対する意識の高まりを受け、天然コラーゲンに色素をまぜ、生地に染める方法を試験場と共同開発。肌に優しく安全な染色方法として、昨年特許を取得した。

 80種を超える色素の中から生地の染色に適した色素を選び、4、5色で展開する。初のオリジナル商品となるファッションマスクはレース製でS、M、Lの3サイズ。本町五丁目のコバトラ薬局で取り扱う予定。

 金井代表は「色つきのマスクがはやっているのを知り、商品化を決めた。材料のレースから縫製まで、全て国産にこだわる」と話す。問い合わせは同社(電0277・52・4803)まで。

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