13日から「ノンアートから生まれるものは?」展

 有鄰館全館を用いて、「ノンアートから生まれるものは?」展(実行委員会主催)が初開催される。障害者と健常者の作家たちが協働し、真のバリアフリーを考える。13日から15日まで3日間の会期中は、巨大黒板に絵を描いて一つの森を完成させるなど参加型の行事も複数予定されている。

 知的障害者の創作活動が秘める可能性を有鄰館から発信しようと、企画がスタート。アートと「アートでないもの=ノンアート」の間に厳密な区別が実はないように、障害者と健常者の間の違いもないと訴える展示会として開催が決まった。

 画家やイラストレーター、造形教室、通所型デイサービス事業所を運営するNPO法人「北斗七星」と障害者の創作支援団体「あめんぼプロジェクト」、社会福祉法人、特別支援学校が出展。絵を描いたり布に糸を通す日常行為の延長にアートがあることを伝える。

 ワークショップは、幅5メートル、高さ1・8メートルの黒板に出展者と来場者が一丸となって森を完成させる「モリモリアートプロジェクト」や民族楽器の演奏を聞きながら線を描いて作品をつくる「演奏に乗って描こう」などを予定する。企業との協業の可能性を探る相談コーナーも設ける。

 企画を統括するパンセギャラリーの藤井宜人さんは「先入観を取り払い、純粋に作品を見てほしい」と呼び掛ける。

 時間は午前10時から午後6時まで。問い合わせは有鄰館(電0277・46・4144)へ。

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