熱気のバトン桐生へ、八木節まつり開幕

 第54回桐生八木節まつりが4日、桐生市の中心街で開幕した。正午の気温は29・1度(前橋地方気象台調べ)と、猛暑だった昨年より4度も低く、しのぎやすい天気に。それでも祭りの到来で桐生の夏はぐっと熱気を帯びる。4日午前には第30回全日本八木節競演大会の予選がスタート。会場の桐生市市民文化会館小ホールでは、八木節の音頭取り日本一を目指し、76人の愛好家が自慢ののどを披露した。

 大会には桐生をはじめ県内外から、声に自信のある音頭取りが集合。法被姿でリズムを取ると、おはこの歌詞を2節、気持ちよさそうに歌い上げた。

 5人の審査員がすべて審査し、勝ち残った20人が4日午後6時半から、本町五丁目のワイドステージで開催される準決戦に出場。さらに勝ち残った4人が決戦大会で「かけあい競演」を演じ、今年の八木節音頭とり日本一を決定する。

 4日は新川公園をメイン会場に、子どもみこしまつりが行われたほか、夜には各所のやぐらで八木節おどりの輪が生まれ、真夏のまつりをいっそう熱く盛り上げる。

 また、今年の桐生祇園祭で天王番を務める本町二丁目町会の地内には、1902(明治35)年完成の巨大屋台がようやく組み上がり、6年ぶりに威容を現した。

 屋台では連夜、さまざまな芸能が披露される。4日は三宝大荒神社「浦安の舞」、白瀧神社「白瀧姫」、5日は祇園舞妓の舞、ノスタルジクスの演奏、6日は市民ステージ、桐生祇園囃子、野村裕子さんのフラメンコなどが予定されている。

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