桐生八木節まつり、盛り上がりはこれから本番

 4日開幕した桐生八木節まつり。真夏日こそ記録したものの、ときおり雨の落ちる空模様に、人の出足はいまひとつ。「まつりだまつりだ桐生のまつりだ」と、初日から気勢を上げた八木節の踊り手たちも、「見物人は多いが、踊りの盛り上がりはまだまだこれから」と、最終日に向けた一層の活気と熱気に期待を寄せた。また、桐生祇園祭で第259年番町を務める桐生市本町二丁目町会では夜、115年前の巨大屋台をライトアップ。集まった人びとの前で、ゆったりとした神楽が奉納されると、厳かな気配がかいわいを包んだ。まつりは6日まで続く。

 真夏の華とも呼ばれる桐生八木節まつり。各やぐらでは初日の夜から踊りの輪が生まれ、小雨にも負けず「それ、やんちきどっこいしょ」の掛け声が中心街に響いた。

 ただ、踊りの輪自体はまだ控えめ。毎年通っている踊り手からも「本当の盛り上がりは2日目以降。観光客も来場するでしょうし、昨年以上の活況に期待したい」と声が出た。

 一方、本町二丁目町地内では、1902年につくられた巨大屋台が披露され、彫刻師・高松政吉が手掛けた龍の彫り物、古川竹雲の襖絵、書家・高林五峯の扁額と、その圧倒的な存在感に、訪れた市民はしばし見とれていた。

 夜には三宝大荒神社の「浦安の舞」、白瀧神社太々神楽の「剣玉之舞」「白瀧姫」などが披露され、八木節のにぎやかさとはひと味違った、幽玄な世界を生み出していた。本二屋台では最終日にかけ、日没後、さまざまな芸能が奉納される。

 5日夜は桐生祇園祭の翁鉾と四丁目鉾の曳き違いが行われるほか、八木節子ども大会、桐生音頭などの行事が執り行われる。最終日6日はジャンボパレード、ダンス八木節、全日本八木節歴代優勝者共演大会なども開かれる。五丁目交差点の粋翔やぐらを中心に、各やぐらでは幾重もの踊りの輪が生まれ、祭典は最高潮を迎える。

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