周藤穂香さん、ボッチャ日本代表初選出

 パラリンピック正式種目「ボッチャ」プレーヤーで日本ボッチャ協会強化指定選手の周藤穂香さん(25)=桐生市東久方町=がこのほど、日本代表に初選出された。世界大会は10月にタイ・バンコクで開催される。周藤さんが目標に掲げる「東京パラリンピック出場」へ向けた大きな一歩で、初の国際大会でも臆することなく「結果を出したい」と意気込んでいる。

 ボッチャは、重度脳性まひや四肢の機能障害者のために作られた球技。ボールを投げたり、転がしたりして、「目標球」と呼ばれる白いボールにいかに近づけるかを競う。障害によってクラス分けがあり、周藤さんは、自身でボールを投げられないため、介助者のサポートを受け勾配具を使って競技する「BC3」クラスの選手。

 周藤さんは、県立あさひ特別支援学校(桐生市広沢町間ノ島)高等部時代にボッチャと出会い、2013年から本格的に競技を始めた。競技が盛んな埼玉県に遠征したりと、レベルの高い選手と練習をする中で、めきめき力をつけてきた。

 16年に開催された日本ボッチャ選手権大会の予選リーグではリオデジャネイロ・パラリンピック代表の高橋和樹さんと対戦し勝利。自信をつけると、今年3月に開かれた強化指定選手選考会で結果を残した。現在は、毎月大阪で開かれている強化合宿にも参加している。

 出場へ向けて練習に熱が入る。負けず嫌いの性格は変わらずも、涙を流さなくなった。ボッチャは周藤さんにとって〝生きがい〟。「これからもがんばります」と、夢の東京パラリンピック出場を目指して今大会でも奮闘を誓う。

 大会は「2017バンコクワールドオープン」で10月2日から12日まで。周藤選手はBC3クラスで個人・ペアの両方に出場する。

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