本社に店舗兼カフェ 広沢町二のナガマサ

 縫製加工業のナガマサ(桐生市広沢町二丁目、長谷川博社長)が自社ブランド衣料などを取り扱う店舗兼カフェを本社屋に併設し、26日に仮オープンした。地元で生み出される良質な商品を中心に選び置き、繊維産地桐生を発信するアンテナショップとしての役割を果たしたい考えだ。

 同社は春夏向け衣料の縫製が主力。仕事を通じて親交のある染色業の土田産業の取り組みを参考に、素材から加工まで地元にこだわったシャツやカットソーのオリジナルブランド「Season off(シーズンオフ)」を立ち上げ、インターネット通販で昨年10月から販売を始めた。

 好調だったため、実店舗の必要性を検討。集客を考慮して自社商品以外も扱うとともに、カフェの併設も決めた。本社屋を今年3月に移転したのに伴い、構想を具体化。約150平方メートルの空間を活用し、5月から工事を進めていた。

 店の名称は「EACH OF LIFEイーチ・オブ・ライフ)」。訪れる人それぞれの生活に彩りを添えたいとの思いを込めた。「Season off」の衣料品とバッグに加え、土田産業のストール、朝倉染布の超撥水(はっすい)風呂敷、コンポジションの帽子、撫菜花工藝の陶器など繊維を中心に、桐生市内で作られた物を取りそろえた。

 東京のガラス器や京和紙、岐阜の木製品といった工芸品など、ものづくりの背景がしっかりした国産品も扱う。カフェで出すコーヒーは風味特性にこだわり、市内に生産委託した焼き菓子を提供する。

 長谷川社長(49)は「桐生は糸へんのまちだが、どんな物が作られているか知らない人も多い。アンテナショップ的に宣伝する場になれば。ゆったり過ごしながら見て楽しんでいただけたら」と話す。

 営業時間は27日までの仮オープン期間中は午前11時~午後5時。9月7日の本オープン後は午前11時半~午後7時半(日曜午前10時半~午後6時半)。火曜定休。問い合わせは同店(電0277・46・8787)へ。

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