石蔵をショールームに、朝倉染布、創業125年を機に改装

 染色整理業の朝倉染布(桐生市浜松町一丁目、朝倉剛太郎社長)が1892年の創業から125年を迎えたのを機に、本社敷地内にある大谷石の蔵をショールーム兼商談室に改装した。ヒット商品に成長した超撥水(はっすい)風呂敷「ながれ」などを求める客から直接訪問を希望する声が多く、広く受け入れ可能な施設として整備した。

 リニューアルした蔵は、明治後期から大正時代の間に建てられたとみられ、築100年前後と推定される。改装前はサンプルや伝票の保管倉庫だった。

 高度経済成長期に周囲に建て増し、老朽化していた会議室や守衛所を撤去すると、もとからあった蔵戸や窓が現れた。内装は天板や梁(はり)、床材などを極力残し、昔のままの雰囲気を感じられるよう気を配った。

 面積は約80平方メートル。出入り口側の約40平方メートルをショールームと二つの商談室に充てた。間仕切りは可動式で、必要に応じて間取りを変えられる。奥は風呂敷などの入出荷や在庫管理のスペース。バーコードによる一元管理で業務の効率化を図った。2階部分も倉庫に活用する。

 朝倉社長は「作っているところで品物を見て、手に取って感じることができる販売と体験の場として開放する。気軽にお越しいただけたら」と話す。

 来社受け付けは営業日の午前9時15分から午後5時まで。ウェブサイト「日本流」(http://www.nipponnagare.com/)で営業日を確認できる。問い合わせは同社(電0277・44・3171)へ。

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