桐生地区の高校4校統合で、定員など決まる

 群馬県教育委員会は11日、桐生地区の県立高校4校の統合について、概要を発表した。「桐生高校、桐生女子高校を統合し、高いレベルの進学を目指す新高校」と、「桐生南高校、桐生西高校を統合し、大学進学をはじめ多様な進路を実現できる新高校」で、ともに2021年4月に開校。「桐高+桐女」は男女共学で8学級(普通科6学級、理数科2学級)320人、桐女の通信制課程を引き継ぐ。「桐南+桐西」は男女共学6学級となり、それぞれ来年度募集定員より2学級80人少なくなる。部活動は統合前から交流を促進する。教育課程など具体的な基本構想は来年度中にまとめる予定だ。

 概要によると「桐高+桐女」は桐生高校校地に設置、在校生は2021年4月に一括して新高校に転学する。教育目標は「生徒の自由な発想・チャレンジ精神を尊重し、幅広い知識の獲得とその活用を通して未来をけん引する資質・能力を育成」。「育てたい資質・能力」としては「知識・技能を活用する力」「主体的に生きる力」「社会と世界平和に貢献する力」を挙げ、「特色ある教育」では「高い学力を育成」「生き抜く力を育む」「グローバルリーダー育成」に取り組む。

 「桐南+桐西」は桐西校地に設置。やはり在校生は開校時に転学する一括方式をとる。教育目標は「生徒の人格形成に努め、確かな学力と豊かな人間性の向上を図るとともに、さまざまな課題を主体的に解決し、地域のリーダーとして幅広く活躍できる資質・能力を育成」。育てたい資質・能力は「時代の変化を乗り越える基礎力」「社会へつながる応用力」「未来を切り開く実践力」とし、特色ある教育として「進路希望に応じたきめ細かな指導」「学校行事の充実と部活動の活性化」「地域社会との連携」を挙げた。

 引き続き地元関係者の意見を聴取する会を開きつつ、来年度は基本構想をまとめる方針。「桐高+桐女」は来年度の募集定員が桐高6学級(普通科4学級、理数科2学級)、桐女普通科のみ4学級の10学級から8学級に、「桐南+桐西」も4学級ずつの8学級から6学級に減少することになるが、県教委では「来年度入試の状況や県全体のバランスをみて進めたい」としている。

 また校名や校歌、制服などに関しては基本構想の策定後に決定することになりそうだ。

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