群馬代表の地元3校、西関東吹奏楽コンクールへ

 第23回西関東吹奏楽コンクールに群馬県代表として、県のコンクールで金賞に輝いた桐生市内の中学校・高校3校が出場する。中学校Bの部(30人以下)に新里中学校吹奏楽部と広沢中学校吹奏楽部、高等学校Bの部(30人以下)に桐生市立商業高校吹奏楽部が出場。大会を目前に控えて、各校は演奏曲にさらに磨きをかけるべく練習に熱が入っている。大会は埼玉県の所沢市民文化センターで、中学校Bの部は16日、高等学校Bの部は17日に行われる。
新里中
 新里中吹奏学部(長沢麻友佳部長、部員49人)は、今年度から顧問となった塚田陽子教諭の指導の下、16年ぶりの出場。

 曲目は「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」でゴールデンウイーク明けから練習に励んだ。塚田顧問は「表現したいことを理解してくれている」と自信を見せている。

 「しっかりものの3年生を中心に一体感がある」と長沢部長。情感のこもった「最高の演奏」を目指している。

広沢中
 2年連続出場をかなえた広沢中吹奏楽部(関川真歩部長、部員35人)は重圧との戦いだった。勝ち取った出場権に、メンバーには「解放感」と「もう一回演奏ができる」という喜びに満ちている。

 曲目は「アベージュアルカンシェル」。しっとりとやわらかい曲で、作曲者は松本琢顧問と交流のある前橋出身の福島弘和さんだ。

 メンバーについて「技術はある」としながらも県大会までは「演奏に熱が入りきらない不安があった」と松本顧問。何度も語りかけたのは「まずはいい演奏をしよう」。

 関川部長は、「もっと良い演奏ができる。何度も聞きたいと思ってもらえる演奏がしたい」と意気込んでいる。

桐商高
 8年ぶりの出場となる桐商吹奏楽部(櫻井杏部長、部員33人)は「梁塵秘抄~熊野古道の幻想~」という日本らしい曲を演奏する。金井由樹顧問は「西洋音楽のように音が重なってない曲。メロディーが美しく、感情が込められる」と言う。

 大会に向けては毎日猛練習、「プレーヤーと指揮者の考えを統一しよう」と生徒同士が寄り添って音を確認。櫻井部長は「まわりにのまれないように自分たちの演奏をしたい」と前を見ている。

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