食生活で元気に 桐生市最高齢93歳のヘルスメイト

 18日の「敬老の日」は社会に貢献してきた高齢者を敬愛し、長寿を祝う日。年を重ねても、日々の生活や健康づくりを楽しみながら前向きに暮らす姿は、周囲に尊敬の念を抱かせるだけでなく、老若男女の〝希望の星〟だ。

 「やりはじめたら途中でやめるって好きじゃないの」と張りのある声で語り、長年にわたり笑顔で健康づくりを続けてきたのが蓮見ミツヱさん(93)=桐生市東四丁目=。市内最高齢の食生活改善推進員(ヘルスメイト)である蓮見さんは、活動で学んだことを生かし、健康な食生活を心がけ日々を暮らす。

 食を通して地域の健康づくりを進める桐生市食生活改善推進協議会(食改)に1994年に入会し、活動を継続。2015年には健康づくり・食文化の担い手として長年活躍し、90歳以上を迎えたヘルスメイトをたたえる「名誉会員」として全国食生活改善推進員協議会の表彰を受けている。

 90歳を超えた最近は調理実習などの活動に参加する機会は減ったが、講演会や栄養セミナーなどには積極的に出席。さらに日々「食を通した健康づくり」の実践を続けている。

 料理の際に本を参考にするときも「味付けの調味料は少なめに」と、食改で習ったとおりにいつも計量スプーンを使って、薄味を心がけているそう。野菜を中心にした食生活で発酵食品を取り、高齢者に不足しがちなたんぱく質も意識する。

 体のリズムがいつもと違うときは「食べたものと生活を振り返る」。日々の暮らしを大切にし、丁寧に積み重ねてきたことで健康を維持してきた。

 最近では2人のひ孫の成長が元気のもと。他にも民謡を40年以上続けており、書をたしなむ。「楽しみがいっぱいあるのも張り合いなの。そのためにも、とにかく健康が一番」と笑顔をみせた。

 桐生市健康づくり課は10月3日から始まるヘルスメイト養成講座の受講者を募集している。栄養や健康について幅広く学び、食を通した健康づくりを目指す。申し込み、問い合わせは同課成人保健係(電0277・47・1152)へ。

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