「でりしゃす」全店舗閉鎖、O157問題で

 群馬、埼玉両県などの総菜店「でりしゃす」で販売されたポテトサラダなどを食べた人が、相次いで腸管出血性大腸菌O157による食中毒を発生し、このうち東京都の女児(3)が死亡した問題を受け、運営会社のフレッシュコーポレーション(太田市新井町、竹下徹郎社長)は20日、でりしゃす全17店舗を閉店したと発表した。同社が経営する桐生市内のスーパー「アバンセ浜松町店」内の総菜コーナーとして設置されていたでりしゃすも売り場を閉鎖した。

 発表では「所轄保健所による立ち入り検査では重大な指摘事項はなかったが、総合的な経営判断の結果、閉店させていただくことにした。引き続き感染源の特定に向け、保健所の調査に全面的に協力する」としている。

 同社によると、24時間営業のアバンセ浜松町店内のでりしゃすは1999年開設。毎日午前8時から翌午前0時まで総菜コーナーとして営業していたが、決定を受け、20日午前0時をもって全商品を撤去した。閉鎖後の総菜売り場の活用は未定という。アバンセとしては、これまで通り営業を続ける。

 でりしゃす閉店発表後、同社には「おしかりの言葉のほか、『近場で便利だったので残念』『原因が特定されない中、頑張ってもらいたかった』などさまざまな意見が寄せられている」という。

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