桐生スケートセンター、老朽化で製氷機故障

 桐生市東七丁目の市有屋内スケート場「桐生スケートセンター」の製氷設備が故障し、10月22日に予定していた今年度の開場日を、12月17日に約2カ月延期することが、28日分かった。製氷に必要な特殊なタンクが老朽化で液漏れしたもの。市は「故障による延期は開場以来(53年間で)恐らく初めてでは」と語る。市では6月に市清掃センターの設備が故障し、余熱を利用する市新里温水プール「カリビアンビーチ」が10日間休業している。

 同センターは1964年に民間企業が開設した施設を市が72年に買収。東毛唯一のスケート場として毎年10月第4日曜日から翌年3月末まで開場し、市民のレジャー施設、競技施設として親しまれてきた。

 通年で週1回行う設備点検で8月中旬、製氷に必要な溶液を入れて膨張を抑制するタンクの液漏れが判明。調査したところ老朽化が原因で修理は不可能と分かり、タンクを新品に交換することになった。

 特殊な設備のため受注生産で、新品の納品予定は11月下旬。タンク交換工事後に試運転や法定点検などを行わなければ製氷できないことから、開場日を約2カ月遅れの12月17日に設定することにした。

 市教委スポーツ体育課は「設備の故障による開場延期は恐らくオープン以来初めてではないか。スケートを楽しみにしていた人たちにご迷惑をおかけするが、開場までお待ちくださるようお願いしたい」と話している。

 市は6月27日、市清掃センター(同市新里町野)の焼却施設の冷却塔で機械が故障。その焼却余熱を利用する市新里温水プール「カリビアンビーチ」(同)と市新里福祉センター(同)の風呂を、清掃センターが焼却を再開するまでの10日間、臨時休業としていた。

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