立候補予定3陣営、もう全開モード 群馬2区

 衆院解散後最初の週末となった9月30、10月1の両日、桐生、みどり両市を含む群馬2区では、自民、希望、共産の各党から立候補予定の3氏が運動会やイベント会場を回ったり、街頭演説を行ったりと、10日公示―22日投開票の衆院選へ向けて活動を本格化。事実上の選挙戦が過熱してきた。

 3期連続当選をめざす自民党前職の井野俊郎氏(37)は週末、桐生、みどり市内のイベントや学校の運動会にも精力的に顔を出し、会場であいさつを行ったり、スタッフをねぎらうなどして握手を重ねた。

 民進党が小池百合子東京都知事率いる新党「希望の党」に合流したことに対し、井野氏は「わけが分からない」と一蹴。「自分は自分のやるべきことをしっかりやるだけ」と、与党の政策を訴えて理解を求める姿勢だ。

 希望の党から出馬予定の石関貴史氏(45)=比例、4期=は1日、新桐生駅周辺の清掃活動に参加したり、桐生市本町六丁目のイベントでスタンプラリーに挑戦するなど、多くの市民らと触れ合った。

 野党再編の流れで、民主、維新、民進をへて希望から出馬となることに、市民から「どうなってるの?」と尋ねられる場面も。本人は「私自身は変わりませんから」と、自民に対抗できる二大政党制をめざす“石関党”への支持を求めた。

 共産党新人の長谷田直之氏(61)は1日、桐生、みどり両市の住宅街や幹線道路など6カ所で街頭演説に立ち、政策を訴えた。

 「安倍政権は国難突破と言うが、消費増税ストップこそ国難を取り除く」「平和憲法である9条を守るのか、変えるのか。平和への願いを共産党にお寄せください」などと力説。「希望の党は安保法制容認。安倍政権と同じだ」とも強調し、支持を求めた。
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 桐生市新里、黒保根両町とみどり市東町を含む群馬1区では、尾身朝子氏(56)=1期=が自民公認で出馬するほか、自民前職の佐田玄一郎氏(64)=9期=と、中曽根弘文元外相の長男、康隆氏(35)の自民系2氏の動向が注目される。野党は民進前職の宮崎岳志氏(47)=比例、2期=が希望から出馬の見通し。共産新人の店橋世津子氏(56)も出馬する。

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