3校統合からもう10年、中央中で節目の記念式典

 桐生市立中央中学校(桐生市美原町、今泉周二校長、生徒数283人)で2日、創立10周年記念式典が行われた。西、南、昭和の3中学校が統合して2008年4月に開校した中央中も、すでに1087人の卒業生を送り出して開校10年。体育館で行われた式典では全員で校歌を歌い、節目のときを共有した。

 校歌斉唱に続く式辞で、今泉校長は「織物業の好況で移り住む人が多く児童が増加したため、桐生市の南西部に昭和尋常高等小学校が昭和4(1929)年に開校しました」と歴史をたどった。

 しかし少子化の波は避けられず「大きな集団、友達との交流、部活動の選択肢などを考慮し、3校のよさを合わせてよりすばらしい中学校になってほしいと新たに生まれたのが中央中学校です」と紹介。「中央中の一員であることにプライドをもてる、よりよい学校をつくっていきましょう」と語りかけた。

 PTAの飯塚荘一会長が祝辞を述べ、記念品としてボールペンを生徒たちに贈呈した。

 中央中は今年度から2年間、文部科学省の道徳教育の抜本的改善・充実に係(かか)る支援事業」研究指定を受けていることから、道徳教育に造詣の深い毛内嘉威さん(秋田公立美術大学副学長)を招いて記念講演。「進んで人とかかわり、心と向き合うことの大切さ~考え、議論する道徳の授業が始まるワケ~」と題した講演を生徒も聴講した。

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