週明け10日公示、「安倍1強」の是非争点に

 第48回衆院選は10日に公示され、22日の投開票へ向け12日間の選挙戦に突入する。2014年12月以来2年10カ月ぶりの衆院選で、5年近くに及ぶ安倍政権の是非を最大の争点に、与野党が舌戦を展開する。桐生、みどり両市を含む群馬2区は、自民党前職の井野俊郎氏(37)=2期=、民進党前職で希望の党公認の石関貴史氏(45)=比例北関東、4期=、共産党新人の長谷田直之氏(61)の3陣営による選挙戦となる。

 「1票の格差」是正を図る公職選挙法改正で、定数は小選挙区が「0増6減」で289、比例代表は「0増4減」で176となり、戦後最少の計465議席で争われる今回の衆院選。安倍首相は勝敗ラインを「(自民・公明の)与党で過半数」としており、233議席をめぐる与野党の攻防となる。

 経済政策「アベノミクス」の継続や、消費税率10%への引き上げに伴う増収分の使途見直し、憲法9条改正、北朝鮮への対応などが争点。野党勢力は、民進党と事実上合流した希望の党が何議席を獲得するか、民進党のリベラル系議員が結成した新党・立憲民主党がどこまで伸びるかなども注目される。

 群馬2区では、3期連続当選を狙う井野氏と、2009年以来の小選挙区での勝利をめざす石関氏が三たび対決。「自民対希望」の両陣営の戦いを軸に、共産の長谷田氏が絡む構図だ。

 井野氏は10日午前8時50分に伊勢崎織物会館の選挙事務所で出発式を行い、同9時半に伊勢崎市役所前で第一声。午後0時50分に新田みどり農協本所、午後1時半に桐生市錦町二丁目の事務所で出陣式を行う。

 石関氏は10日午前9時半に伊勢崎市柳原町に構える選挙事務所で第一声。自転車で遊説し、午後1時半に桐生市広沢町二丁目の東毛事務所、同6時半に伊勢崎の事務所でそれぞれ出陣式を予定する。

 長谷田氏は10日、立候補を届け出後、伊勢崎市北千木町の党伊勢崎佐波地区委員会の事務所を出発し、正午に伊勢崎市役所前で第一声。初日は伊勢崎地区を重点的に遊説する。

 桐生市新里、黒保根両町とみどり市東町を含む群馬1区では、自民前職の尾身朝子氏(56)=比例北関東、1期=と、民進前職で希望公認の宮崎岳志氏(47)=同、2期=、共産新人の店橋世津子氏(56)が臨戦態勢。1区からの出馬を断念した新人の中曽根康隆氏(35)は自民の比例候補に回る予定。自民前職の佐田玄一郎氏(64)=9期=の去就も注目される。

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