石井憲治さん、オリジナル「判じ絵」手ぬぐい製作

 デザイナーの石井憲治さん(67)=桐生市浜松町在住=が手にしているのは、新作のオリジナル手ぬぐい。落ち着いた赤地に白く「松・梅・半分の升」の絵が染め抜かれている。さて、何と読むか―。

 粋なデザインで桐生に元気を注入したいと、石井さんはこれまでもユーモアたっぷりの作品を生みだしてきた。

 桐生さくらや店主の金子由美彦さんらと組んで生まれたメイトバザールののぼり旗などは、一つの典型。えんじの染料で「ヒツジ(めー)・ウサギ(と)・ウマ(ば)・サル(ざーる)」の絵を染め抜いたデザインは、広く市民に受け入れられた。

 江戸時代に流行した、絵を推理して意味を読み解く「判じ絵」の手法を取り入れた、石井さんお気に入りの和モダンのデザインである。

 今回の手ぬぐいもそんな作品。「松は『しょう』、梅は『ばい』、半分の升で『はんじょう』。商売繁盛と読むわけです」。赤の染めは元気の印だ。

 7月にデザインを完成させ、みどり市内の業者に反応染めの仕事を発注。英語をあしらったのし紙を掛けて、限定100本がようやく完成した。

 これをどう使用するか、目下思案中。桐生在住の写真家・齋藤利江さんとも話し合っており、「近づくファッションウイーク(FW)の期間中、まち歩きの仕掛けに使えれば」と画策している。

実費でおすそわけ

 数に限りはあるが、実費でのおすそわけも可能。興味のある人は石井さん(電090・9231・9664、午後6時~同8時)へ。

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